教育内容
幼稚園ってどんなところ?
①幼稚園はたくさんの子どもたちと一緒に集団で生活をするところです
「明るく、仲よく、元気な子ども」を培う
これまでにご家庭で、お父さんやお母さんのそばに置かれていた子どもにとって、幼稚園という大きな集団の環境のなかでの生活がはじまります。
子ども一人ひとりの育ち方もそれぞれのご家庭で異なっています。自分の気持ちを伝えることができる子もいれば、人前で思うように話したり意思表示ができない子もいます。
また、これまで自分の思い通りになっていたことも、集団の中では通らず、欲求不満になることも時にはあります。しかし、このような経験も幼児にとっては大きな学びの一つとなり、相手の気持ちを思いやったり、我慢すること、自分の思いをどのように伝えるか考えたりすることにつながっていきます。
幼稚園は、このように子どもたちが一緒に過ごすことにより多くのことを学び、共に延びていくところです。
大切な幼児期に求められるのは、多くの友達との生活であり、ふれあいです。美鈴幼稚園は、恵まれた環境の中、より良い成長ができるよう、きめ細かな保育を実践しています。
②成長に見合った教育をしているところです
一人ひとりのこどもの成長、発達はおおかた次のようになります。
- 1歳は見てないようでも結構見ています
- 2歳は何でもまねすることにより、体を通してわかっていきます
- 3歳は他人や自分の持っているものは何でも欲しがり、すべてが宝物です
- 4歳は自分で何でもやってみたくなります
- 5歳は自分でやってみなくては気が済まなくなるうえに、いろいろなものに疑問を感じ、聞きたがる行為を通して意欲(やる気)が育つようになります。そしてこれまでの「なに、なにと質問する時期」「なぜ、なぜと何でも聞く時期」から「話し合い時期」へと進んでいきます
このような成長の姿に合った教育が、子どもの心と体を育てるもとになります。
美鈴幼稚園ではこのことを十分ふまえ、一人ひとりの子どもをしっかり見つめ、成長に見合った教育を心がけています。
親子で入園する気持ちで子育てを
美鈴幼稚園では、自然な形でお父さんやお母さんの参加や交流の機会として、家庭と幼稚園とが車の車輪のように一体となってより良い保育を進めていくことができます。
保育参観や懇談会をはじめ、幼稚園でのお子さんの様子をご覧いただく機会をできるだけ多く設けています。
当園の教育内容の特色
感性を磨く保育
感性を磨くことを保育の基本としています。幼児期には感動体験や直接体験の機会を多くとり入れる事で、子どもに豊かな感性が培われていきます。
すぐれた感性を育てるには「見ること」「さわること」「聞くこと」「つくること」を通し、視覚、触覚、聴覚などの五感を養うことが重要です。
美鈴幼稚園では、これらのことを原点として、言語などの表現活動を随所に取り入れ、また農園や林を学習の場とした環境教育に力を注ぐなどで、子どもの感性を磨き、調和の取れた発達を促すことに力を入れています。
また、想像力や言語力を高め、感情豊かな子どもの育成には絵本はかかせません。美鈴幼稚園の「絵本のへや」には、たくさんの絵本や図鑑などがあり、子どもたちが日々喜んで借りています。
小学校につなげる学習
あいうえお
対象児(年長)
入学を目前に控えた年長組の子どもたちを対象に、文字指導を行なっています。
「あいうえお」の時間は、鉛筆の持ち方からはじめ、平仮名の読みから書写へと入っていきます。卒園までにはじょうずな文字が書けるようにがんばっています。
専任講師
えいご教室
対象児(年少、年中、年長)
水曜日に「えいご教室」があります。対象は年少組、年中組、年長組の全クラスです。
年少組は9月から「えいご教室」がはじまります。
たいそう教室
対象児(年中、年長)
幼児期の身体的発育・発達は著しく変化します。幼児期の成長に合わせた各運動を専任講師によって行なっています。
対象クラスは年中組、年長組の子どもたちです。
課外クラブ(有料・希望者のみ)
体操クラブ
毎週火曜日、保育時間終了後ホールにて行なっています。専門コーチによる指導でバランスよい体力づくりを目指しています。
サッカークラブ
毎週木曜日、保育時間終了後園庭で行なっています。
球技は個人技術向上に加え、チームワークとしての意識向上を図ることにも力を注いでいます。
新体操
毎週金曜日、保育時間終了後、専門講師による指導で行なっています。バランス感覚や美しさを表現することに磨きをかけて取り組んでいます。